1. 海外サーバーSiteGroundの申し込み

こちらのMagentoインストールの動画は、海外老舗サーバーのSiteGroundのcPanel(管理画面)から行っています。「Magentoできるもん!」では、Magentoのためのサーバーとして、越境ECにふさわしい環境を備えた海外老舗サーバーSiteGround(サイトグラウンド)をおすすめしています。このページでご紹介するMagentoの簡単インストール方法は、SiteGroundの管理画面上での操作を基本として説明していますので、あらかじめご了承ください。
SiteGroundについて、詳しくはMagentoのための海外サーバーをご覧ください。
Magentoインストールの手順や段階的な流れについては、Magentoの超簡単インストールもご参照ください。

2. SiteGroundのcPanel(管理画面)での操作

Magentoインストール1

SiteGroundにログインして、cPanel(管理画面)に入ります。
画面中央の「AUTOINSTALLERS」 の欄にある、Magentoのロゴをクリックします。そうすると、cPanel内にあるSoftaculousの画面に入ることができます。Softaculousは、様々なアプリケーションを自動インストールできる管理システムで、cPanelの中に組み込まれています。
SiteGroundのユーザー画面の中にcPanel(サーバー管理画面)があり、さらに、そのcPanelの中にSoftaculous(自動インストールシステム)がある、とイメージすると分かりやすいと思います。
cPanelデモからSitegroundのサーバー管理画面デモを見ることができますが、残念ながら、このデモ画面ではSoftaculousの自動インストールは利用できないようになっています。

3. Softaculousでの操作

Magentoインストール2

cPanelからSoftaculousの画面に入ると、Magentoのアプリケーション説明を見ることができます。
Magentoのロゴと星印の評価行の下に、「Install」「Overview」「Features」「Screenshots」・・と、タブ形式の見出しが並んでいます。注意するのは、はじめにこの画面に入ると、「Overview(概要)」のタブ画面が開いている状態になっていることです。
Magentoをインストールするには、このタブ見出しの一番左にある「Install」をクリックしてください。上の画像で丸で囲ってある部分が「Install」タブです。

4. Magentoインストール前の入力

「Install」タブをクリックすると、Magentoのインストール前に必要な情報入力欄が開きます。
この画面の入力をがんばれば、一番下のInstallボタンをクリックするだけで、一瞬にしてMagentoのインストールができます。

Magentoインストール3

それぞれ項目ごとに入力内容の説明をいたします。上の画像の入力例も参考にしてください。
すべての項目が入力必須ではありませんが、入力しない項目についても、だいたいの意味を把握しておいてください。

Software Setup
Choose the version you want to install : インストールするMagentoのバージョンをプルダウンで選択してください。最新バージョンは、Magento2.x系で、こちらの動画と画像では、2.1.9を選択しています。
尚、Magento1.x系は、1.9.xが最新バージョンとなっていて、その安定性故に海外では依然として根強い人気があります。Softaculousにおいても、デフォルトでは1.9.xのインストール選択となっているくらいです。数年におよぶ多くの開発者の努力と改良の末にたどりついた到達点でもあるので、1.9バージョンに捨てがたい魅力があるのは事実です。ただ、Magento社が1系の公式サポートを2018年秋に終了すると案内しているため、1.9.xで構築したMagentoストアの永続的な運営は、セキュリティー面で保証されているとは言えません。しかも、1系から2系へのアップグレードは非常に面倒な作業になります。特に大きなこだわりがなければ、新規のストア立ち上げは、やはり2.x系の最新バージョンでスタートするのが穏当ではないかと思われます。

Choose Protocol :  サイトのプロトコルを選択します。選択肢は「http://」「http://www.」「https://」「 https://www.」の4つです。プロトコルというと難しい響きがありますが、要は、ドメインをSSL化しているかどうか、また、ドメインにwwwをつけるかどうかを選びます。
Magentoサイトに関わらず、一般的に常時SSLは推奨されていますので、httpsを選択してください。SiteGroundでは、無料のSSLを1クリックで簡単にインストールすることができます。また、wwwの有無は、本来は好き嫌いの問題だと思うのですが、SiteGroundを通してCDNの無料サービスCloudFlareを設定する場合には、www有りでの運用が必須となります。CloudFlareを使用するには、www有りを選択してください。
以上の理由で、この動画と画像では、「https://www.」を選んでいます。

Choose Domain : Magentoをインストールするドメインを選択します。SiteGroundサーバー申し込み時に登録したメインのドメインや、アカウント開通後にcPanelから追加で登録しているドメインやサブドメインがプルダウンに現れます。

In Directory : Magentoをインストールするドメインの下層ディレクトリー(フォルダ)の名前を入力します。この動画と画像では、「demo」と入力していますので、具体的には、https://www.dekirumonn.com/demo/ がMagentoストアのトップページのURLになります。この入力欄には「/(スラッシュ)」は入力しないでください。また、注意するのは、実際に「demo」というフォルダが存在していると、インストールができずエラーになってしまいますので、既にそのフォルダが存在している場合は、FTPソフトやcPanelのファイルマネージャー等を使って、該当フォルダを削除するか、あるいはフォルダ名を別名に変更してください。
もし、Magenttoトップページをシンプルに https://www.dekirumonn.com/ としたい場合は、このDirectoryの欄は空欄のままにしてください。

CRON Job : この欄は、なにもいじらず、そのままにしておいても大丈夫です。Cron Jobは、Magentoの動作で必要になるサーバー側での設定なのですが、この簡単インストールで自動で設定されます。後でバイナリやスケジュールを修正する際にも、cPanelの管理画面から簡単に変更できます。Cronについては、Magento2のCron設定方法のブログ記事をご参照ください。

Site Settings
Admin Path : ここは、デフォルトで admin123 と入っています。これは、Magentoのバックエンド管理画面のURLになる階層名です。このままでもいいのですが、セキュリティー的には、オリジナルなパス名にしたほうがより安全になります。(この動画はデモサイトなのでそのままにしています。)

Sample Data : Magentoのサンプルデータ(トップページバナーや商品画像、商品データなど)をインストールするかしないか選ぶことができます。Magento2.x系では、デフォルトでLumaというテーマがインストールされます。Lumaのサンプルデータも入れたい場合は、チェックボックスにチェックを入れてください。はじめてのMagento構築では、サンプルデータがあるほうがいろいろと参考になると思います。尚、Magento1.9.x系のインストールでは、サンプルデータを入れることができず、項目やチェックボックスも非表示になります。

Admin Account
Admin Username : Magentoの管理画面にログインするためのユーザー名を入力します。自分で決めたユーザー名を入力してください。
Admin Password : 同様に、パスワードを入力してください。パスワードの強度は、51/100スコア以上になるようにしてください。組み合わせが複雑になればスコアが上がり、より安全性が増します。(動画と画像では、デモのインストールなので、ユーザー名もパスワードも簡易なものにしています。)
First Name : 名前を入力してください。ハンドル名でもかまいません。
Last Name: 姓を入力してください。ハンドル名でもかまいません。
Admin Email : 受信のできるメールアドレスを入力してください。デフォルトでは、admin@Magentoインストール先のドメインというアドレスが表示されます。任意で変更してください。
以上の、姓名やメールアドレス、またパスワード等は、Magento管理画面からいつでも変更することが可能です。

+ Advanced Options
こちらの+をクリックすると、追加の設定として、データベース名等も自分で入力することができます。基本的に、データベース名はMagentoの構築や運営に影響を与えることはありません。何も入力しなくても、自動でデータベースも設定されます。

入力ができたら再確認して、一番下にあるInstallボタンをクリックしてください。画面が変わり、インストールの進捗状況バーが現われます。

5. Magentoインストールの完了

Magentoインストール4

インストールが終了すると、Softaculousの画面に、MagentoストアのURLと、Magentoバックエンドの管理画面のURLが現われます。それらをクリックすると、インストールの完了したMagentoにアクセスすることができます。インストール直後でなにもキャッシュがないので、通常より表示にだいぶ時間がかかります。
また、SiteGroundから自動でインストール完了のメールも送信され、上の画像のように、メール内には、MagentoストアのURLも記載されています。
これで、Magentoのインストールは完了です。ほんの少しの情報を入力するだけで、SiteGroundの操作画面から1クリックでMagentoをインストールすることができます。